★シンチャオ ヽ(´▽`)/★
アブローディングの浅井です。
今回は、先日その仕事ぶりがサイゴンタイムズにも掲載された、
ベトナムのホーチミンで活躍する、加藤将司さんをご紹介します!
加藤さんは海外就職・転職コンサルタント・人材開発コンサルタントとして、
国籍問わず、新卒くんから経営キャリア層まで、モリモリと優秀な人材を
世界中に送り出している方です。
ベトナムといえば、浅井が思い出すのは地球幸福度指数 (The Happy Planet Index)で、アジアで唯一いつも上位に入っている国だということ。
TEDでニック・マークス氏がわかりやすく説明しているので、地球幸福度指数に興味がある人はこちらをチェックしてね。
加藤さんのプロフィールはこちら↓↓↓をチェック(∩´。•ω•)⊃
https://abroading.net/show/profile.php?id=297
そもそもなぜ人材業界の仕事を選んだんでしょうか?
<インタビュー音声>
やっぱり人が変わっていく瞬間が好き
人が好きっていうのが一番なんですよね。人に関わって、その人が何かに気づいたり、変わっていく瞬間が好きなんです。だから結局、ずーっと17年ぐらい人材業界でやってますね。
海外を意識し始めたきっかけを教えてください。
<インタビュー音声>
もっともっと日本にないことがたくさんある、それを知って欲しい
高校卒業後、上海の大学に進学したことがきっかけ。それがもう衝撃で。
当時みんな「あれが欲しい」「これが欲しい」とか「金持ちになりたい」って言っていて。全員が全員ノープランなんです(笑)それを大声で叫べる社会の心地よさ。みんな感情のまんま生きていて、街も人もくっちゃくちゃっていう。
もう22年くらい前なので、その当時の中国は天安門事件の影響もあって、投資も増え始めて、本当にみんなビル・ゲイツになりたいと思っているくらい情熱的だったんです。日本みたいにしっかり細かく考えて、っていうのも大事だし、必要なんですけど、こういう日本にないことを、もっと感じて、みんなに知って欲しい、伝えたい、と思ったことが海外で働くということの根底にある気がします。
なぜベトナムという国に行き着いたんでしょうか?
<インタビュー音声>
媒体を育てたり、作ったりした経験が買われてベトナムへ
もともと過去に勤めていた会社から人材関係の媒体事業の立ち上げでベトナムへ行ってくれないかって言われて、2005年から2008年の3年間ベトナムに行ってたんですよね。でもリーマンショックもあり、日本に戻されて…
その後、4年間基本的に日本ベースで仕事をしていたんだけど、そのうちムズムズしてきて。もっと海外と日本をつなぐことをやりたいなと思って、仕事とは別で、海外に向けの物販とかを寝る間も惜しんでやったりしました(笑)
そんな流れの中で、JACリクルートメントからベトナムでの立ち上げの話をもらいました。以前の経験が買われたんだと思います。
ベトナムのいいところ、悪いところを教えてください
<インタビュー音声>
友人の家族同志、平日から一緒にご飯を食べるのがベトナム人
ベトナムのいいところは、ものすごく家族主義なんですよね。ビジネスもプライベートも家族主義。家族が第一で、家族といるために働くっていうのが徹底しているんで、どんだけ仕事があっても家族とご飯食べるから帰るとか。平気で平日から友達の家族と一緒に、いっぱいご飯を食べるんですよね。
日本人だと仲良くできるかなとか、そこまで関係性できてないのにいいのかなとか、いろいろ考えて気を使うんですけど、ベトナム人は一切考えないですよ。だから別に仲良くしなくてもいいんですよ(笑)たとえ家族同志会話がなかったとしても、おんなじテーブルで大人数でご飯食べることに意味があるんです。そういうのって生きてく根本じゃないですか。好きだと思う友達とその家族と一緒にご飯食べて笑ってるっていう。それがベトナムの素敵だなと思うところですね。
僕、医者の友人がいるんですけど、ベトナム人は病気になったら、毎日誰かが必ずお見舞いに来る。親戚や友人含め絶対一日も誰も来ない日がないって言ってますね。日本人でこんなに幸せな入院生活を送ってる人はみたことがないと。そういう暖かさが好きですね。良くも悪くも、こっち側に近い人間と思われると、とことん大事にするのがベトナム人です。
いいか悪いかは別として…
トップダウンの社会主義ではなく、みんなで年上をうやまって、みんなで決めていくという、村落文化的なところがあるんですよね。1000年も中国に支配されてきて、日本だったら日本省ってなっちゃいそうなところを、口伝えで自分たちはベトナム人なんだということ維持して、最終的に独立した国なので、誇りが高い人たちなんだと思います。
悪いところは…これは習慣だからしょうがないのかもしれないんですけど、ビジネスにおいて、自分のことしか考えられなくなってる人が、発展してきてから増えている気がしますね。自分が儲かればそれでいいという人が目立ってきた感じがします。
仕事に対する意識とかやりがいみたいなところにはまだ目がいかないですね。家族のために働くというのはありますが…ただ、1円でも高く自分を売るためのことは惜しまないです(笑)
この仕事の楽しいところはどんなところですか?
<インタビュー音声>
グローバルキャリアを築く実践の場を提供し、サポートしていく楽しさ
単純に、全然ベトナムに興味がない人が、実際にベトナムに来て働いてみて、この国が好きになる、来てよかったと思ってくれることは嬉しいですね。
ベトナムが拠点ですが、アジア諸国を含むあらゆる企業に何があって、どんなことをやっているのか知ることができるチャンスが無限にある。だから、グローバルキャリアというものをこの地で考えて次はシンガポールで、とか、マレーシアで、とかどんどんキャリアを作っていってくれる人を見ていることが楽しい。
ベトナムに来てもらうために考えて考えて決断したのに2、3年行って「たいして何もかわらなかった」みたいにさせたくない。日本はもちろん母国なんだけど、日本自体を働く国の一つというふうに考えられるようになってほしい。
せっかくここまできたんだから、ここからどういう風に、グローバルキャリアを培っていくのか、
それを考える場として、サポートしていきたい。
家族について教えてください
<インタビュー音声>
家族のおかげで見えてきた新しい世界
日本人の妻と子供が1人います。海外に住んだらわかると思うんですが、家族の絆が圧倒的に深まります。2005年から8年のベトナムでの3年間は一人でしたが、その時と今では圧倒的に何もかもが違います。僕の場合は、忌み嫌っていたものや世界と積極的に関わるようになりましたね。
例えばその当時は現地の人が行くところしか行きたくなくて、ローカルフードばかり食べたりしてたんですけど、嫁と子供に安心安全なものをって考えた結果、オーガニック系のレストランに行ったり、サービスレジデンスに住んだり…結果的に生活や行動の幅がぐんと広がったんです。
自分の主義主張とかポリシーなんて、家族の安全とかに比べたら薄っぺらいもんだってなってきたんだと思います(笑)後退したんだか、前進したんだか…。ただ、人間関係は明らかに広がりましたね。
今後の夢や目標をぜひ!
<インタビュー音声>
周りの人のためにも、自分の人生の舞台では圧倒的な主役でいたい
どこに住んでいても何をしていても家族で一緒にいたいなぁと思います。
それから、子供に対しても、どこで何をやっていても、人は何かの価値を提供して、その対価をもらって生きているということ、実は「世界」とか「国」とか、そんなに意識しなくてもいい存在なんじゃないのかなぁ、ということを気付かせるような生き方をしていきたいです。
家族ももちろん大事なんですけど、”自分が”いかに楽しく生ききれるか”、っていうことを感じるようになりました。奥さんと子供の2人分の人生を背負ったからこそ、リスクを取って、楽しく生きていきたい。自分の人生が本気で楽しく主役ができていないと、大好きな相手の人生の舞台でも、主役を光らせる脇役になれない気がします。
だから、自分の舞台では圧倒的な人生の主役でいたいですね!
加藤さん、ありがとうございました!
今から3年ほど前、浅井が加藤さんと出会った当時、加藤さんは人材関係の仕事をする傍ら、中東やアジアの人々に向けて、日本の商品をインターネットで販売していました。日本人人材を世界に排出するだけでなく、寝る間も惜しんで日本の商品も世界に届けていたという、そのパワーに脱帽でした。
再びのベトナムで、新たな人材事業にチャレンジする加藤さんは、独自のネットワークを活かして、アジア諸国だけでなく南アフリカやヨーロッパにある企業と日本人を繋ぎ始めています。
海外で働きたいと思っているみなさん、まさにここから始まるグローバルキャリアを実践している加藤さんに、是非相談してみてはいかがでしょうか?
加藤さんのコンサルはコチラから!興味がある方はぜひ!
♪ それではまた。ヘンガップライ~☆彡(´∀`*)ノ♪