★ボンジュー ヽ(´▽`)/★
アブローディングの浅井です。
今回は、フランスのパリでコーディネーターとして活躍中の
近藤智美さんをご紹介します!
近藤さんは、アパレル業界でキャリアを積んだ後、ファッション大国イタリアへ。
そこからロンドン、フランスと移り住み、現在パリで日本人のクライアントを
メインにコーディネーターとして活躍中の女性です♪
フランスは私も公私ともにご縁があった国で、初の海外出張もフランスでした。
この時サトミーナさんを知っていれば、コーディネートを間違いなくお願いしましたよー。゚(゚´Д`゚)゚。
私はインポートやモードファッションが好きなので、サトミーナさんの雰囲気に
キュンキュンしてしまいました♥
近藤さんのプロフィールはこちら↓↓↓をチェック(∩´。•ω•)⊃
https://abroading.net/show/profile.php?id=279
なぜパリでコーディネーターの仕事を?
<インタビュー動画> この仕事を選んだ理由
お客さんと喜んだり共感できることが何よりも嬉しい
人とお話をすることが大好きで、語学も日本語、英語、イタリア語、フランス語の4カ国語がしゃべれて。でも全部中途半端なんですけど(笑)コミュニケーションだけは得意で生きていけたんです。もともと日本で服飾業界で働いていて、PRや広報をやっていたんですが、デザインよりも人と話す方が得意だなと感じていて。それで辞めてヨーロッパに来ちゃったんです。
※近藤さんは日本を出たあと、イタリア、ロンドン、と住み移り、今ではフランスに住んでいらっしゃいます。
そんな中で、撮影や旅行、誰かの紹介を通してコーディネーターの仕事が増えていきました。全ての街でコーディネーターをさせていただいて、お客様に喜んでもらったり、共感してもらったり、いろんなことを発見してもらったりすることが嬉しくて。コーディネーターって人と人の橋渡しで、たまにはムカつくこともありますけど(笑)それでも人が好きなんです。
(浅井)天職なんですね!
どうでしょうね~。形が残ることもなく、何かを生産したり、モノをつくってるわけでもないので…アーティストが多い街で、生産性がないというか、自分はこういうことはできないんだなって思うこともあります。ベストセラーの本を翻訳しているわけでもないですし…でも言葉だけじゃないんですよね。人間の魅力っていうのをコーディネーターとして伝えていきたいので、やっぱりコーディネーターなのかなって。
パリに住み始めたキッカケを教えてください
<インタビュー動画> パリに住み始めたキッカケ
とりあえずフランス人と結婚してしまいました(笑)
みんなパリっていうと綺麗だな、素敵だなって憧れると思うんですけど、私も女性ですので綺麗なものや洋服がすごく好きで、ヨーロッパに憧れてて。イタリアの次に住んだロンドンで、フランス人の男性と出会い、結婚してしまって(笑)彼がパリ生まれだったので、「パリに行こうよ行こうよ!」と。
パリに来てからフランス語を勉強し始めたんでしょうか?
電話だとイタリア人に間違えられます
そうですね。イタリア語とフランス語って同じラテンですごく似ていて。日本人はフランス語の発音が苦手ですが、イタリア人が話すようなフランス語だと結構わかってくれるんです。できないRの発音も巻き舌にしちゃえばOKなので(笑)電話だと「イタリア人ですか?」っていわれますね。だから勉強しましたっていうよりその場で覚えたって感じですよね。
机の上でやるお勉強もいいんですけど、自分で試していく、できなくてもなんとか気持ちを伝えてやるッっていうところが好きなんです。イタリア語はものすごく学校にいって勉強して、試験も受けていたので、それが染み付いてますが、フランス語は自分でもうまいとはおもっていないけど、何が悪いの?ってフランス人みたいにしてます(笑)
フランスでビジネスを始めた理由をおしえてください
<インタビュー動画> フランスでビジネスを始めた理由
「働かない女はバカだ」のフランス人旦那の一言が起爆剤に
パリに来て最初の頃は、仕事をする意欲もなく、「フランス人の旦那とパリにいる~ モン・パリ~♪」 っていうバカみたいな生活にどっぷりつかっていて(笑)でもすごく旦那に働くことを求められて。働かない女はバカだとか言われて。そう言われたら悔しいから、そのころ始まったメールを使って、日本の知人の紹介でアテンドをやり始めました。
パリでは女の人に仕事をしてもらっているっていうのはすごく大事なことで、何もしない女は能がないって言い方をされますから…やっぱり奥さんは綺麗であり、子供を産んでも女性であって、仕事もしてキャリアがあってということを望むんですよね。まぁ何年か経ったら離婚しちゃったので、結局働かざるを得ないんですけどね!
でも周りの人に支えられていると日々感じます。自分だけではここまではやってこれなかったので。
フランスの良いところ悪いところ
<インタビュー動画> フランスの良いところ悪いところ
腐ってもパリ
良いところですが、フランスでは女は女の人ってずーっと思ってもらえるから、若く見られるんですよね。アジア人の特権で、今でも20代っていわれると、「私って年とらない」と誤解してキレイだと思っていられる…マジックですね。息子に馬鹿かって言われるんですけど…自分が綺麗でいること、周りが綺麗であることを喜んでくれる文化なんですよね。
(浅井)女性だけじゃなくて、美しいものや芸術的に価値があるものに対して惜しみないですよね。
イタリアもロンドンも住んだけど、やっぱりパリは街が綺麗なんですよ。パリの街が美術館で、歩くだけで元気が出る。もちろん道とかゴミと犬の糞とタバコだらけで汚いんですけど、通勤するバスがルーブルの中を普通に通ることが日常の中にある。街にあるお花とかも全部私たちの高い税金なんですけど、美しいと思うものや、目に入るものに惜しみなく投資するっていうところがすごいですね。街全体が世界遺産だし、それがフランス人の誇りでしょうね。フランス人は自分たちのことを悪くいっても、世界で他にない街と思っていますから。
お客様は神様ではない
悪いところ…。自分が居させてもらってるから、全部受け入れていくしかしょうがないんですけど…仕事において、日本人のようにはできないっていうところですかね。バカンスばっかりで仕事が滞ることもありますし、約束を守らないこともある。コーディネーターは間に挟まれるので、日本のお客さんの気持ちはすごく良くわかるから、なんとかしたいんですけど、こっちのやり方を教えてやろうっていうような上から目線で行くと逆ギレされたりするので、最終的には従うほうがうまくいくんですよね。
こっちではお客様は神様じゃないから、謝らないですから(笑)それを謝らせようとから思っちゃいけない。それは望まずいかにして前に進めてもらうかなんですよ。言い争っても意味はないです。
家族について教えてください
<インタビュー動画> 家族について
私の仕事の一番のサポーターは息子です
それなりに適齢期に結婚し、子供も産んで、ついでに離婚もして一通り経験しました(笑)いまは息子と二人でパリにいます。ちなみに別れた旦那は東京に居て、私たちはパリにいるっていう状態。15歳の息子は結構いろいろ理解してくれていて、私の手伝いで空港までの送り迎えやアテンドもします。
先日息子さんと一緒にパリに来たクライアントさんがいて、その息子さんとうちの息子が同い年だったので、学校見学とか、日本語勉強中の学生とマッチングさせたりしていました。来週も建築家の方をマレ地区を案内する予定で、普通の人が知らないセーヌ川の端や、自分がマラソンで走っている場所などにも連れて行くようです。将来はコーディネーターではなく別の道に進むって言ってますけどね(笑)こんな感じで母と息子二人きりで肩寄せあって、パリで生き抜いてます。
今後の夢や目標を聞かせてください
<インタビュー動画> 今後の夢や目標について
皆さんの元気な姿をみて、もっとお話したい!
コーディネーターをやっていると色んな人と知り合えるのですが、どうしても会う時間が少なかったりするので、もっとお客様とお茶会のように話せる機会が欲しいですね。あの時のフランスはこうだったよねっていう話ももっとしたいし、私が感じたフランスについてのことをもっと発信して、それをキッカケにフランス先入観なしに来てもらったり、違ったパリを知ってもらったりしたいんです。そういうことができるイベントがやりたいです。
私の一人の体だと、東京や関西に帰ったときに、10分置きに会っても時間がないですし。パリっていうところと、近藤さんっていうところでクライアントさん同士共通していると思うので、そこでお互い情報交換をできるような、ミーティングみたいなことが実現できたら嬉しいです。
私はお節介おばさんなので、その場であーでもないこーでもないって教えてあげちゃうっていう。お節介がどこまでもいって、ミーティングっていう形になったらいいな、って。
これが一番したいことです。
近藤さん、どうもありがとうございました!
いかがでしょうか?動画をみるとわかりますが、今回ウェブサイトやブログだけではないサトミーナ様の一面が見れたと思います(^-^) 噂通りの美人な炸裂キャラで、わたくしとっても楽しませていただきました。
サトミーナ様は2015年夏にガッツリ日本に帰ってくるようです!
お茶会開催予定なので、予定チェックしておいてくださいネ!
フランスで海外出張や視察、接待を控えている皆様、またフランスでプライベートガイドや特別な体験をしたい皆様、パリの近藤さんに是非相談してみてはいかがでしょうか?
近藤さんのコーディネートプランはコチラから!興味がある方はぜひ!
♪ それではまた。アンビアント~☆彡(´∀`*)ノ♪